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中小企業診断士1次試験 模試の結果は気にせず前だけを見る

おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

本日は「中小企業診断士1次試験 模試の結果は気にせず前だけを見る」です。

模試本番のこの時期に模試で上手くいかなかった人に対して、エールの記事を送ります。

 

 

まずは中小企業診断士1次試験 模試に関する過去記事です。

中小企業診断士1次試験模試 自宅受験での活用方法」「企業経営理論 模試・答練で自信を失った時の対処法」は下記です。 

 

1次試験直前模試

2020年7月11日・12日に試験が実施されることを前提として、いよいよ中小企業診断士1次試験まで残り40日あまり。

2020年5月30日(土)31日(日)にTAC1次公開模試(自宅受験)、来週6月6日(土)7日(日)にLEC1次ファイナル模試を受講されている方が多くいらっしゃると思います。

この時期は直前期の学習計画を占ううえで重要な時期です。

ここでの結果を真摯に受け止め、戦略が修正可能な時期だと思います。

 

2020年の1次試験は予定どおり実施するのか

それにしても、スケジュール通りに実施か延期かやきもきしますね。

仮に1カ月延期になったとすれば、1次試験の勉強時間は多くなりますが、暗記のピークをづらさないといけない。1ヵ月前に延期なんて普通はないだろうとストレス不安を感じている方も多いと思います。

 

ご存じの通り本来であれば7月末から東京オリンピックが開催される予定で例年より3週間前倒しされました。仮に開催となっていたら、世の中は6月ぐらいからオリンピックの直前のフィーバーになってきており、「勉強どころじゃない。」「うるさいっ。」って成ってませんでしたか?

ここ最近はテレビ番組も撮影出来てなく、過去問の焼き回しが多い。いや、再放送が多い。

結論、東京オリンピックが延期になったことは勉強に集中できるという意味で明らかに追い風です。

 また、6月は梅雨入りに入り、梅雨明けは7月20日ごろ。7月11日12日の気候はまだそこまで暑くない。例年8月の暑い中での試験ではあるが、今年は湿度は高いがそこまで暑くない時期に実施となります。

 

仮に1カ月1次試験が延期になったらどうなるか

延期となることを考えず、ピークを7月11日と12日に持ってきた人が有利です。

現在の直前模試の時期に第1回目のピーク、そして予定の7月に第2のピーク。1カ月延期後には再度最後のピーク。

我慢強く勉強している方が集中力を切らさなければピークを3回も経験でき、かなりレベルアップしてきており知識・ノウハウが定着しています。

実体験としては1次試験の勉強はいくらやってもまだやれることがあると思ってしまってました。学習の範囲が広いのと難解な問題まで手を出すと時間がいくらあっても足りないです。あと、1カ月あったら何をしようか。その時は我慢強く、計画と実行が行えるかどうかが重要です。

 

模試の解き方と復習方法

各科目ごとの記事にも記載しましたが、問題を解く時に難易度評価をするのがお薦めです。

あとで見返すときのためにABCの3段階で分類する。

A 確実に正解で見返す必要のない問題。正答率80~100%。難易度:低

B 正解だとは思うが、見返す必要のある問題。50~60%。難易度:中

C 難解な問題。正答率20~40%。難易度:高

 

やってみると人それぞれやり方は多少変わると思います。やりやすい方法でマークをつけてください。

◎確実にすべての選択肢が分かった。

〇 正解の選択肢が明確に分かっていた、

〇2択まで絞れた。

△まぐれで正解だった

×不正解

×△その中でも、2択まで絞れて不正解

〇解答を変えて正解、×解答を変えて不正解 

自分が出来たと思ったことと、実際は出来なかったことのギャップを知って、埋めていくことが重要です

 曖昧なやつ。2択で、迷ったやつ。全くわからなかった問題。

こんな問題は知らなかった、勉強したことがなかった問題です。

正答した時と問題で間違えた時の詳細分析が必要です。

 

 

解いただけだと力になりません。復習が最も大事です。

忘れないうちに模試の復習は即やりましょう。

1日目、2日目と2日間で実際の試験と同じ時間割で勉強しているのであれば、2日目の15時に全て終わったあと、30分後には即・復習に入りましょう。

 

過去の模試でやらかした経験

過去3年間の自分の模試結果をを点数のみ振り返ってみました。

模試の点数はExcelでまとめておいたので、今でもすぐ見れます。

涙ぐましい、敗北の結果です。40点前後だった模試の結果のみ記載。

2017年 TAC公開模試 企業経営理論44点、経済学・経済政策40点 

2018年 LECステップアップ模試 企業経営37点 経済学・経済政策40点、経営情報システム44点 

2018年 TAC公開模試 企業経営理論44点 経済学・経済政策45点

2018年 LECファイナル模試 運営管理45点

2018年 TBC受験研究会模試 経済学・経済政策44点、経営法務32点

2019年 LECステップ模試 企業経営理論41点、経営法務44点

2019年 TAC公開模試 企業経営理論37点

 

毎年企業経営理論がダメダメでした。経済学・経済政策も微妙。経営法務も難しいと撃沈。

企業経営理論は本当に模試で自信を失った科目でした。

改めて結果を見返してみて全然ダメダメです。

言い訳がましいですが、模試は問題が難しい。本試験より難しいのでは。

点数が悪くても本番じゃなくてよかった、本番で取れればよいと楽観視して結果を過度に気にせず前だけを見ました。

失敗した経験で諦めるのではなく、本番でやらかさないように軌道修正するカンフル剤にする精神力が重要です。失敗は成功の素。楽観視も時には重要です。

直前の模試は難しい科目もあるので、結果が悪くても諦めないことが重要。

 

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残り1カ月の計画

割り切って、公開模試のあとの直前期は、過去問に戻り、繰り返し解き進めて、本試験対応とするのがよい

今まで解いた部分の総復習。既に繰り返し間違えていた箇所が、手持ちの過去問にチェックされてきており、オリジナルの教材になっているはずです。

苦手科目は最後にもう一度集中して定番の過去問マスター 過去10年分で繰り返し苦手分野を総復習するのもよいです。

マーケティングのみ、経営戦略のみ、組織論のみ強化する。

 

既に過去問の前文を読んだ、見た瞬間に「ア」が正解ね。となっちゃってる場合には、何で「ア」が正解なのか、解法やロジックを因果で検証していくプロセスのみ、頭の中でやったり繰り返し網羅的に実施していくのがよいです。

限られた時間内で広く復習して忘れないこと。

 

模試を2社以上受ける方は、2回目以降を残りのカードとして取っておき、自分の判断でスケジュール管理して解いてください。1回目の模試で復習も含めてどれだけの時間がかかるのか把握できていると思いますので、残りの学習計画を見直し実行していきます。

2週連続で模試を解いて、模試慣れをして、直前期の追い込み学習に時間を当てるのもあり。

1ヵ月だと本試験まで時間が空きすぎると感じる人は、2社目の模試を直前まで取っっておくこともあり。

 

さらにストイックに

過去問も模試の復習も。2度解きか、間違えた問題だけ解くか。

最後の仕上げはどこまでやっても足りないもの。ただ、やれることはやろう。時間が許す限り。

 

 

本日のまとめ 

  • 直前期の模試の結果を真摯に受け止めて戦略を修正する時期。

  • 東京オリンピックが延期になったことは明らかに追い風。
  • 試験が延期となったら我慢強く、時間を有効に使う。
  • 出来る、出来ないのギャップを知って、埋めていくこと。
  • 模試の復習は即やりましょう。
  • 直前の模試は難しいので、結果が悪くても諦めない。
  • 直前期の最後は過去問に戻り、本試験対応とする。

 

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